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April 30, 2020

院長より

5月を迎えました。3か月続けて新型コロナウイルス感染を心配しなければならない事態になりました。先月、札幌での気のゆるみを心配し大阪での感染の再拡大を挙げ、札幌でも注意をとお伝えしたのですが、残念ながら札幌含めて北海道は、大阪の状況をも越えて、たくさんの方が新型コロナウイルス感染を来す状況にあります。
加えて、医療機関や介護施設でのクラスター発生の報道が繰り返され、体調が悪くなっても医療機関受診をためらわれる方も多くなっています。



①風邪の症状がある方は、まず帰国者・接触者相談センターにお電話いただき、一般医療機関受診をと指示された場合、クリニックに受診される前にお電話ください。症状によっては受診をお控えいただかなければなりませんが、当クリニックに受診されている方は、これまでのカルテを参考とし、そして症状をお電話で直接お伺いした上で、風邪症状を抑えるお薬を処方・郵送できる場合があります。

②コロナのストレス下で、胃腸の調子は大丈夫でしょうか。ストレスが強くかかり胃腸の不調が出た場合は早めに受診ください。(発熱を伴う方は一度お電話ください)症状や所見に合わせて診療させていただきます。最近は、発熱の方が受診されることがほとんどありませんので、クリニック内にて30分以上お待ちいただく頻度はとても低いです。

③当クリニックに通院されておられる皆様、お薬がなくなりそうではありませんか?この緊急事態に際し、①でもお伝えしたように、お電話で処方箋発行、お薬郵送が特例として認められています。お電話で、私が直接症状を伺い、その上で、処方箋発行やお薬郵送が可能か慎重に判断いたします。自宅待機・外出自粛の要請が出されている状況ですので、お気軽にご相談ください。


当クリニックでは新型コロナウイルス感染を疑う患者様が来院されたことはありません。しかし一方で、新型コロナウイルス感染に見舞われて、症状に苦しみまた不安に陥っている方々が多くいらっしゃることを忘れてはいけないと思っています。
どうか、皆様、体調管理に万全を期し、この5月をお過ごしください。


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